※レーシック体験レポに限り、下に記事が伸びて行きます。

5/28

レーシック(視力回復手術)から、早3ヶ月。
視力の方もだいぶ落ち着いて参りました。
友人&知人からも「どうだった?」と聞かれる事が多いので、
ザザっと
レーシック体験レポを書きたいと思います♪
ただ長くなってしまうので…何回かに分けて書きますね。
手術をお考えの方、参考にして頂けると幸いです☆
(※ただしこれは、レーシックを勧める物ではありません。)



●術前の視力●

左→0.05 右→0.04
(コンタクト:PWR-5.50、乱視矯正なし)

小学校時代にマンガを読み過ぎたせいで、ド近眼になってしまいました…orz
1m先にいる人の顔が、ぼやけてしまうレベルです。
がしかし、近眼の世界では、まだまだ序の口。
これでも「中度」の近視のようです。



●手術しようと思った訳●

1Dayのコンタクト使用だった為、1年で42,000円くらい出費していました。
このコストと、レーシックのコストを比較すると…

レーシックの方が将来的に安くなる事が発覚!

こりゃ、手術するしかないでしょう〜〜〜☆
と、相成りました。
ちなみにレーシックの手術代ですが、紹介(割引)制度などを利用しまして、
約140,000円で、できました。





●術前準備●

手術日前の1週間、メガネ生活を強いられます。
これは角膜を正常な形に戻す為に、必要な事らしいのですが…
コンタクトに慣れてしまった体には、メガネはなかなかツラいです(i々i)
眼精疲労ですぐに頭が痛くなるので、仕事にちょっと支障が出ました。
とは言え、終盤はすっかり慣れましたけど。
人間の順応力って、凄いですね。
ちなみにハードコンタクトを使用している方は、2週間メガネです。



●検査●

レーシックの手術は、必ず前日に検査を受けなくてはいけません。
私は「品川近視クリニック」で受診したのですが…
とにかく凄い人でした!!
レーシック、大人気。
検査は無料なので、ひょっとしたら「検査だけでも」という人もいたのかも。
私が行った時間帯だけでも、100人はいそうでした。




検査1:眼科によくある、あの機械で、目の状態&視力をチェック。

検査2:Cみたいな、穴の開いてる方向を答える、視力測定。

検査3:薄暗い部屋で、角膜の細胞の数&眼圧をチェック。

検査4:瞳孔を開く薬&麻酔を点眼され、瞳孔の大きさを計測。

検査5:医師による最終診断。



以上が検査日の行程です。
手術の説明などを含め、
約2時間かかりました。
最終診断では、私は角膜が薄いと言われ、
レーシックの
再手術は不可…という判断が下されました。
(※視力の戻りがある場合、通常は無料で再手術となります。)



【瞳孔の大きさを計られている図】



そうそう、この瞳孔計測…、くせ者でした。
薬で無理矢理で瞳孔を開かせるもんだから、手元のピントが合わなくなります。
そのせいなのか、帰りの電車で酔いまして、具合悪くなりました…(´ヘ`;)
鏡を見ても、瞳孔の開き具合が尋常じゃなくて、なんだか変な感じでした。
「夜の猫の目」って言えば、想像つくでしょうか?




あと、お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、、、

術前検査は、かなりの流れ作業となってます!!

各セクション、担当者が全く別の人だし。
工場のベルトコンベアに乗せられている気分になりました。
大手医院はどこも似たような感じみたいですけど。。。



そんなこんなで不安を残しつつ、、、手術当日へ続きます!




6/5

●手術当日●

さてさて、前日検査を無事クリアすると、翌日には手術です。
手術と言っても、レーシックの場合は日帰りになります。
やってみてわかったのは、

手術後に予定を入れるな!!

…という事です。
なぜって、読んでもらえばわかります〜(・∀・;)
お仕事のある方は、夕方以降に手術を設定して下さい!!



●手術当日の禁止事項●

前日にもらった注意書きに、こんな事が指定されていました。

化粧・禁止
香水・禁止
毛玉のできる服・禁止
帽子・禁止
ブーツ・禁止

前者3つは、レーザーの照射に影響が出るからダメなんだそうで、
後者2つは、手術室前でモタモタされるのが嫌だから…のようです。

というか、化粧もせず外に出るっていうのは、
ある程度の年令をいっている人にとってはツラいですね(汗)
それに冬場だったので、毛玉のできない服を探すのが大変でした。



●いざ手術室へ●

視力検査→会計→術前のグループ説明を経て、ようやく手術室へ向かいます。
意外な事に、同じグループになった人たちの年齢層は高かったです。
パッと見、自分でも中堅くらいな雰囲気で、
50才前後と思しき、ご夫婦もいました☆
(※レーシックに最適の年令は、30才前後と言われています。)




で、手術室前ではメガネやピアスをはずし、
オペ用のキャップを装着します。
普通はオペ用の服にも着替えるかとは思いますが…
私が受けた病院は、そのまんまの服装でした(((( ;゜Д゜)))
さすが、ベルトコンベア…。



●手術内容●


1.目の表面に蓋(フラップ)を作る



手術台の上に横になり、点眼麻酔をさされました。
この時麻酔がきちんと命中していなかったので、かなり不安に…。
そこへ目を吸引する装置をあてがわれて、身動きできない状態に。
赤い光のレーザーで、丸く目の表面をカットされます。
「綺麗に切れてますよ〜」などと担当医に励まされつつ、
助手の「あと○秒です」という、カウントダウンが終わるのを待ちます。




2.手術室から別の手術室へ移動

お次はなんと、手術室移動!
目の蓋が開いちゃっているのに、別の場所へ連れて行かれました。
しかも人様のレポでは、看護婦さんが手を引いてくれるとあったのに、
私の所は、スタスタと先を歩かれました(;_;)




【蓋が開いてる状態なのに、廊下の椅子で待たされます/15分くらい】




3.蓋をめくって、直接角膜にレーザーを当てる

     

ようやく自分の順番が回ってくると、宇宙ステーションのような手術室へ…。
こちらは手術室に入った瞬間から、緊張しました。
というのも…


人が焼かれる、こげた臭いが…(i々i)
(※焼かれているのは、人じゃなくて目です。)


怯えつつ、手術台に横になるなり、シートです巻きにされてしまいました。
これでもう、ジタバタする事もできません…。
観念して焼かれました…orz


実はこの手術が一番大事で、角膜を削る作業になります。
角膜を削る事によって、天然のコンタクトレンズを作ってしまうわけです。
コンピューターで制御していると思われるので、
大丈夫だとは思いますが…
ここで失敗されると、視力が出ません。
私は無事に、成功しました♪


ただし、焼かれた後は、さらなる恐怖。
先ほどから開きっぱなしだった蓋を、先生が刷毛で撫でながら戻してくれます。
痛くはないのに、緊張しました…。




●手術終了●

こうして手術が終わり、20分程休憩したら、帰れます。
この段階で、すっかり視力が回復してます!
医療の進歩はすごいですね。


その後は簡単な目のチェックと、痛み止めや就寝時の注意事項を説明され、
ようやく解放されるわけなのですが…

実はこれからが、レーシックの本番でした(´Д`ノ)ノ

…なぜって、麻酔が切れると、痛いんですよーーー(泣)
手術よりも、手術後が勝負!
痛みとの戦いです!!
レーシックの魔物は、こんなトコロに潜んでました。

どれくらい痛いかと言うと、これは個人差もあるらしいのですが、
私は
術後3時間は痛かったです。
ただ「イタタターーー」…って感じじゃなくて、
「ズキズキするな〜…痛いな〜…うえぇ〜ん…」って感じの痛みでしたが。
病院を出て20分後には痛みを感じ、
涙と鼻水が止まらなくて大変でした。
一応痛み止めの目薬をさせば治まるのですが、結構マメに痛みが来るので、
電車のラッシュに当たるとツラいです。
そして眠るまで戦いが続く事になるので、、、

手術後に仕事しようとか、遊ぼうだなんて、
絶対に考えちゃいけません。

本人が苦労するだけですから…!!
人によっては、送り迎えを家族にお願いしたりするらしいです。
私は勝手知ったる場所だったので、自力で帰宅できましたが。
土地勘のない人は、病院近くにホテル取った方が良いみたいです。
日帰り手術って言っても、なめてかかっちゃいけませんね…。



という事で、翌日へ続く!




6/22

いよいよ、レーシック体験レポ最終回です。
前回までの話は、コチラでどうぞ☆



●当日の夜●

なんとか痛みのピークをやりすごし、いよいよ就寝。
痛さを忘れる為にも、眠るに限ります!!
…が、眠るにしても、処置がいります…。





はい、何かの昆虫のような有り様ですね…。
透明なプラスチックの眼帯を、テープで固定して就寝します。
人様にはお見せできません。
でも無意識に目をこすったりしないよう、しっかり保護しなくちゃいけないんです。
これは術後1週間の辛抱です。




●翌日●

目がさめると、すっかり痛みは消え失せ、クリアな世界が待ってました。


…見える…私見えるよ…!!


翌日検診で測った結果では、両目とも1.5に近い数値が出ていました。
ただし、しっかり
後遺症も出てましたが…orz




・目の充血→目が非常に乾きやすく、外に出るとウサギのようになってました。
・ハロ、グレア→夜に光が眩しい&にじむ現象が起きました。
・疲れ目→いつもよりも、目が疲れやすくなりました。


だいたい、この3つでしょうか。
ネットの口コミで、これらの後遺症が出る事は知ってましたが、
自分にもしっかり出ようとは…。


健康な目に傷を付けるという事は、
リスクも十分あるという事なんですよね。



●3ヶ月後●

…とは言え、3ヶ月後の今、

後遺症はだいぶ薄れて来た感じです♪

外に出ても、赤目になる事は少なくなったと思います。
相変わらずハロ、グレアはありますし、疲れ目になりやすいです。
ただこれらもいずれ、解消されるみたいです。
個人差があるそうですが、半年くらいの我慢かな???



…というわけで、以上がレーシックの全貌でございました。
手放しで誉められる手術ではありませんが、、、

ダイビングがしたい!
仕事柄、裸眼でいる必要にせまられてる!
コンタクトによる眼病が心配!


…なんて方にはオススメできると思います。
無理せず、必要な方だけ、お医者さんと相談のうえで決めて下さい。



終わり




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